新浪 博 (埼玉医科大学国際医療センター 心臓血管外科 教授) この度、第14回日本Advanced Heart & Vascular Surgery / OPACB研究会をお世話させていただくこととなり、ホテルグランドヒル市ヶ谷にて平成24年7月14日(土)開催する運びとなりました。 他の外科領域と同様に心臓血管外科手術の領域においても、低侵襲手術がkey wordになっております。MICS手術やロボット手術、ステントグラフト治療などの低侵襲手術が普及してきた昨今、今やオフポンプバイパス手術は標準手術となり、低侵襲手術の更なる発展と、次世代への継承へと変化を遂げつつあります。 本研究会が培ってきたオフポンプ手術の継承と発展に寄与することはもちろんのこと、本研究会は低侵襲手術の様々な手技の議論・研究の場として重要であると考えます。また、本研究会は心臓血管外科医の技術と付加価値の向上において重要な使命を託されていると考えます。 今回の研究会は、上記趣旨を汲み、プログラム前半で、MICSによる弁手術、OPCAB、胸部ステントグラフト内挿術(TEVAR)の3例同時のライブ手術を行います。その際のコメンテーターとしてこの分野のエキスパートの先生方にお願い致しました。また、後半はシンポジウムを企画しました。本会が皆様のお役に少しでも立てれば幸いでございます。また、プログラム参加だけでなく、様々な情報交換の場としてご活用していただきたく存じます。 日々の業務でご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ぜひ多くの先生方にご参加をお願い申し上げます。 |