開催のお知らせ

滋賀医科大学心臓血管外科教授 会長:浅井 徹

この度、名称を日本OFF-PUMP CABG研究会から日本Advanced Heart & Vascular Surgery/OPCAB研究会に改めまして、最初の学術集会「第1回日本Advanced Heart & Vascular Surgery/OPCAB研究会」の会長としてお世話させて頂くことになりました。現在、平成22年7月28日(水)大阪・ホテル阪神で開催すべく、鋭意準備に取り組んでおります。

過去11年間にわたるOFF-PUMP CABG研究会では、新たに登場したオフポンプ手術に対して日本中の心臓外科医が工夫を凝らして手術手技を発展させ、その成績向上と術式の普及に重要な役割を果たしてきたと思います。実際の手術画像を見ながら術中判断や治療戦略をリアルタイムに学習できる機会はこれまで当研究会で築きあげてきた独自のものです。今回以降、新研究会ではこの経験を活かし、さらに次世代の先進的な心臓血管治療を模索し、学ぶ場として発展させてゆきたいと考えています。

従来の手術治療に代わっていわゆる低侵襲治療が広まり、一種のトレンドとなっておりますが、治療の本当の進歩は従来の治療で達成する結果を超える好成績を新たな低侵襲治療でなされなければならないと私は考えています。このような考えから、研究会のテーマを“妥協なき最高水準の追求”といたしました。

「第1回日本Advanced Heart & Vascular Surgery/OPCAB研究会」の趣旨をお汲み取りくださいまして、多くの方々のご参加、ご配慮を賜りたく、ご支援よろしくお願い申し上げます。